マイコプラズマ感染症 | うめじびキッズサイト|こどもの耳・鼻・のどの病気と治療 梅華会グループ
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お子様に多い感染症

マイコプラズマ感染症” />

どんな病気?症状は?

マイコプラズマ肺炎の症状は、38度以上の高熱、痰を伴わない乾いた咳が続くというのが特徴で、特に咳については激しいものが長期間にわたって持続するため、胸や背中に痛みが出てしまうこともあります。
5〜6歳から30代の若い世代に感染が多く、実際にはかぜといわれて治療しているが、一向に症状がよくならないというときなどにマイコプラズマ感染症ではないかと疑われることも多いのです。ただし、学校などで集団感染を起こすことも多く、臨床上から、マイコプラズマを疑われて治療を受けるケースも多くなっています。

どうやって治すの?

マイコプラズマ肺炎は肺炎としては軽症であることが多いので、経過は一般に良好で、自宅療養とおくすりで改善することが多いです。
ただし合併症のある時には入院治療が必要となることもあります。治療薬は内服の抗生剤 (エリスロシン、クラリス、ジスロマックなど)が主体となります。ただし最近ではマクロライド耐性菌も出現しており、集団感染との関係上、シーズンごとの感染状況を注意深く見る必要があります。

ご家庭でご注意いただきたいこと

学校などで集団発生することもあります。一概に肺炎と言っても原因や症状によって対処や治療法は多少異なりますが、 要はその人の全身状態をよく経過観察することが大事で、熱や咳が多少あっても、元気で食欲があり顔色もよければそれほど心配することはありません。しかし、元気がなく、熱が下がらず、呼吸も苦しそうにしている状態は要注意です。

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