乳幼児の間で流行しやすい夏かぜの一種で、38〜40度の高熱が2〜3日続きます。
のどの奥に小さな水ぶくれができ強い痛みを伴うため、飲んだり、食べたりができなくなることもあります。
水分が十分にとれないと、脱水症になることもあります。
「特効薬」はなく、症状をおさえる治療が中心です。
熱やのどの痛みをおさえる薬(解熱鎮痛剤)を使います。
高熱が数日続きますが、熱さましを使いすぎないようにして下さい。暑がっているようなら、涼しくしてあげて下さい。
のどの痛みが強いため、食欲がなくなります。刺激の強いものは避け、少しずつでも食べられるものを口にしましょう。水分は十分に取るようにしてください。特に食事が取れない場合には、こまめに水分を取るようにしてください。イオン飲料などがおすすめです。
飛沫感染(唾液での感染)を起こしますので、感染後は人ごみなどは避け、他人に感染させないようにご注意ください。