毎年冬に多く発生するカゼの1種で、主な症状は突然の高熱、のどの痛み、筋肉痛などです。気管支炎や肺炎、中耳炎を起こす原因にもなり、また乳幼児がインフルエンザが原因となって肺炎にかかると命にかかわることもあります。また、感染力が強く、場合によっては学校や職場の閉鎖を余儀なくされる事があります。/p>
原則として抗インフルエンザ薬を処方し、直接ウイルスを退治します。ただし、未成年の場合、抗インフルエンザ薬を処方せずに様子を見る場合もあります。インフルエンザは悪化すると生命に関わる場合もあるので、感染した場合は外出をせず、自宅で回復に努めるようにしてください。
抗インフルエンザ薬を服用後、日常行動などに異常がでた場合はすぐに服用を中止し、すみやかに医師にご相談ください。
また、インフルエンザは大変感染力が強いため、特にご家族でお子様・お年寄りは、インフルエンザに感染した方には近づかせないようにしてください。小児の方は学校保健法の定めにより熱が下がって2日経過してから登園、登校してください。