うめびじ キッズサイト

みなさんから、よくいただくご質問

急性中耳炎と言われましたが薬を1日飲んだら痛みがなくなったようです。もう通わなくても良いのでは?

痛みがなくなっても、炎症が完全に消失したわけではありません。急性中耳炎の炎症が抗生物質や鎮痛剤によってある程度治まっても、鼓膜の奥(中耳腔)に液がたまる滲出性中耳炎として残っているケースが少なくありません。
滲出性中耳炎になると、耳の聞こえが悪くなったり、放置した場合、鼓膜がへこんで後ろの壁とくっついて、癒着してしまうこともあります。(完全に癒着してしまった場合は手術しなければ治りません。)
滲出性中耳炎はアレルギー鼻炎ちくのう症とも関係があり、耳だけの治療だけでは多くの場合不十分です。また急性中耳炎の治療が不完全だと、滲出性中耳炎だけでなく、慢性中耳炎になったりする場合もあります。また中途半端な治療は耐性菌(薬が効かない細菌)を増やし、その後の治療をむずかしくさせます。
耳鼻科医師に完全に治ったと言われるまでは、自己中断せずにしっかりと治療を行うことが、結果お子様の将来にとって安心です。

中耳炎を何回も繰り返してなかなか良くなりません。

子供のはな・みみに関しましては解剖学的に、鼻水が耳にはいりやすい状態になっています。鼻水を繰り返してだしているとすぐに中耳炎になりやすいため、原因が鼻にあることが多いのです。ただ、稀に中耳という空洞に菌が潜伏し続けていると鼻も出ていないのに中耳炎を繰り返す反復性中耳炎という病気がございます。経過によっては、中耳の環境を改善するために、鼓膜にチューブを入れて治療する場合もあります。

赤ちゃんの目やにがなかなか止まりません。

涙の出口は、目の内側にある鼻涙管(びるいかん)とよばれる管から出て行って、鼻の中が出口になります。
鼻の中がかぜや、炎症を起こすと、鼻涙管が詰まって感染して、目やにの原因のひとつとなります。
1歳未満の大半がこのことによって目やにがでます。

滲出性中耳炎・ちくのう症・アレルギー性鼻炎と言われて1ケ月以上通院していますが、なかなか治りません。なぜですか?

はな・みみの状態がすっきりしない場合、その原因のほとんどは鼻からがほとんどです。
はなをこまめに処置をして、まずは鼻の炎症を抑えることが重要となるかと思います。
鼻の症状が落ち着いて、初めて中耳炎の改善が見込まれると考えたほうがよろしいでしょう。特になかなか鼻をかめないお子さんには鼻の処置が有効です。

耳掃除を子供がいやがってなかなかさせてもらえません。

年齢・体格にもよりますが、だいたいお子様は耳の掃除をいやがります。ご自宅での耳のお掃除は週に1回程度でお風呂上りに見えている範囲内で軽く綿棒でこすることで充分かと存じます。
それでもたまる耳垢に関しては、耳鼻科でとってもらう方が確実ですし、暴れて耳の中を傷つけずに済むかと思います。くれぐれも無理なされないようお願いいたします。

幼稚園(保育園)に通っていて薬が1日3回飲めません。

お子様の場合は食後に飲ませることにこだわらなくてもいいので、薬の飲む間隔を4時間以上空けていただければ、とりあえず大丈夫です。
たとえば、朝(AM8時)・幼稚園から帰った後すぐ(PM3時)・寝る前(PM9時)などです。ただし、夕方6時まで保育園があるお子様は、4時間以上の間隔を開けることが困難ですので、その際は診察時にお申し出下さい。
1日2回でお薬をお出しします。

中耳炎になったらプールはだめでしょうか?

熱の出る中耳炎であれば、医師の許可が出るまでやめてください。また黄色の鼻水が多く出ているときも控えたほうがよいのですが耳に水のたまる中耳炎であれば、鼻の症状の程度によっては治療をしながらプールが可能な場合もあります。

子供がよく鼻血を出して困ります。

子供の場合は、鼻かぜアレルギー性鼻炎でグズグズがながびき、粘膜が弱くなって触るとすぐに出てしまうこともあります。
気になるときは止血の指導、あるいは塗り薬の処方などを検討しますのでご相談ください。特に塗り薬は鼻血の出た傷に対して、治るスピードが速くなります。

子供がよく鼻をすするのでやめさせたいのですが・・・

目立ってハナが垂れてなくても、鼻の奥にハナがあると、鼻をかむよりもすすってしまうことが多いです。
ハナすすりにより、耳を悪くすることもありますし、後鼻漏といって、のどに垂れこみ、タンのように絡む原因になりますので、早めの治療をお勧めします。

子供が大きないびきをかきます・・・

子供のいびきのほとんどが、扁桃腺及びアデノイドの肥大から、夜間に呼吸するスペースが狭くなっていびきをかきます。
もちろん鼻がわるいときに一過性にいびきをかくこともありますが、鼻がよくなるとたいていすぐにいびきもとまります。寝ているときに胸郭が陥没するほどのいびきあるいは無呼吸を伴う場合には、扁桃腺やアデノイドの手術が必要となることがあります。

インフルエンザワクチンって効果はあるの?

ワクチンはインフルエンザにかからないことも目的のひとつではありますが、かかったときの重症化を防ぐのが第一の目的です。特に幼小児のお子様がインフルエンザにかかると、重症の脳症にかかると大変危険です。上記の趣旨をご理解いただき、当クリニックとしましても、厚生省の指導に準拠して、1歳以上のお子様への予防接種を勧めております。

昨年ワクチンを接種したのですが今年も接種した方がいいでしょうか?

毎年接種することをおすすめします。
インフルエンザウイルスは毎年変わりながら流行するため、昨年のワクチンが今年流行しているウイルスに有効である保証はありません。
また、ワクチンの効果の持続する期間が約3~5ヶ月であることを考慮すれば、毎年接種が必要です。

1回接種でも効果はあるのですか?

13歳未満の子供は2回接種が原則です。13歳以上には1回でもよいことになっています。
厚生科学研究費による研究(インフルエンザワクチンの効果に関する研究)によれば、65歳以上の高齢者も、季節性インフルエンザワクチンの有効性を検討した結果、1回で十分との結果が出ています。

妊娠中や授乳中でもインフルエンザワクチンの接種は可能ですか?

09年に新型インフルエンザが流行してから、季節性インフルエンザワクチンも妊婦や授乳婦にも積極的に接種する方針が打ち出されました。

子供の風邪は耳鼻科と小児科どちらを受診すれば良いですか?

当院は小児耳鼻咽喉科を標榜しておりますのでお任せ下さい。
病気は重複して多彩な症状を示すことがありますが、首からうえ(例えば耳、鼻、のど)の症状が強い時は耳鼻科、全身症状が強いときは小児科とおおよそ考えていただけたらと思います。当院より専門の先生へご紹介させて頂くこともございます。

こどもが呼んでも返事をしないことがよくあります。
3歳児検診では様子をみましょうと言われましたが、 ほおっておいて大丈夫でしょうか?

「呼んでも振り向かない」という状態にはさまざまな原因があります。様子をみていればよいものもありますが、まずは、検査をして聴覚や発達の状況を確認するここが必要です。

こどもが乗り物酔いをします。三半規管が弱いのでしょうか?

三半規管は加速度を感知しますので、乗り物酔いと関係があります。
機能が大人に近づいていく過程の一時期、10歳前後に乗り物酔いしやすくなります。
したがって、三半規管の異常ではなく、発達の段階と考えてください。

こどもがよく中耳炎になるのですが、原因があるのでしょうか?

通常、外から侵入した異物が体内に感染した場合、それらに対する抗体が体内で産生され、侵入した異物の排除を行い、症状の発症を防ぎます。小児は、大人に比べこの能力が低いため、感染が起こりやすくなります。小児は大人に比べ耳管の長さが短く、水平に近くなっている為、風邪等にかかった場合、上咽頭から中耳腔への感染が起こりやすくなります。また、集団保育の場では、症状を発症しなしまま感染していることが多く、いったん発症すると完治するのが難しく、繰り返すと考えられます。

中耳炎で鼓膜切開する先生としない先生がいますが、どうしてですか?

それは、中耳炎の重症度によって治療法が違うからです。中耳炎の治療には、主に抗菌薬を使いますが、軽症の場合は薬を飲まなくても治ることがあります。中等症の場合は、抗菌薬が必要になります。重症の場合は、抗菌薬だけでは不十分なことが多く、その場合は 鼓膜切開が必要になってくるのです。

こどもがいつも耳をさわっているのですが、何か病気でしょうか?

うっとうしくて触っている場合とくせで触っている場合とがありますが、こればかりは診察をしてみなければわかりません。
耳垢がつまっている・外耳道異物外耳炎中耳炎など、様々な理由が考えられます。
外耳炎の多くは、耳掃除で耳を傷つけたことにより起こります。
耳の中の皮膚は薄い為、簡単に傷ついてしまいます。
無理な耳掃除は避け、耳鼻科で掃除してもらうのもひとつです。

こどもの副鼻腔炎で長く通院していますが良くなりません。早く治る方法はないですか?

鼻アレルギー喘息などの持病をお持ちの場合や先天的に粘膜の繊毛上皮機能が不良な場合は、長引くことがあります。また、鼻汁から抗菌剤が効かない菌が検出された場合は治療が長引きます。併発している疾患の治療を同時に行い、粘膜の繊毛上皮機能を高める薬剤を長期投与することにより、症状は改善されていきます。小児の副鼻腔炎は11~13歳頃には約半数が自然治癒する為、その年齢を目安に根気よく治療することが必要です。

夜間の子供の耳の痛みの対応はどうすればいいの?

夜間に子供が急に耳を急に痛がる場合、統計的にほとんどが急性中耳炎によることが多いです。特に熱がなければご自宅に予備の痛みどめがあれば対応できることが多いのですが、小さいお子さんで熱があると熱性けいれんなど、2次的な問題となることがあり、早期の受診をおすすめいたします。
また腫れが強い場合には鼓膜切開をして膿の排出を要する場合があります。

学校の健診でよく「扁桃腺肥大」と指摘を受けます。

幼少時は扁桃腺はある程度皆おおきいものです、数十年前までは扁桃腺が肥大していると、かぜをひきやすいとか、子供の成長に影響があるといった話もあったのですが、現在はそのようなことは全く問題ないものとして理解されております。
従いまして、扁桃腺が肥大しているだけで特に治療の対象にはなりません。
しかし、肥大によって時には夜間のいびき、無呼吸を来たす場合には扁桃腺を切除する必要が出る場合がございます。

かぜもひいていないのにずっと子供が声枯れしているのはなぜ?

かぜもひいていないのに声枯れが続く場合お子さんによくあるのが声帯結節といい、いわゆる声の出しすぎ、無理な発生から起こります。スポーツをしていて大きな声を出す機会が多い、あるいはよく歌を歌う、遊んでいて奇声を発する、など、お子さんは大きな声を出す機会が多いものです。
また周囲でのたばこのけむりが受動喫煙となり、声帯には負担となりうるので、注意が必要です。

ページトップへ戻る